家計に関わる経済ニュース

いつまで高騰するのか、ガソリンの高騰

毎日通るガソリンスタンドの前、通過する途中、目は1リットルの価格を思わず確認してしまいませんか。 見ていると、毎日のように高騰し続けています、いったいいつまで上がり続ければ気が済むのでしょうかと、聞きたくなりますね。 ガソリンが値上がりすれば、当然のように運送・配送業界は経営が苦しくなります。 仕入れた物を現地まで運ぶ燃料費が値上がりしても、すぐに商品を値上げするわけにはいかないでしょう。 まして、メーカーから配送だけを委託されている配送業者は、どこまで運んでいくらという契約ですから、燃料代金だけが値上がりしても、自分達の会社は赤字になるばかりです。

ガソリンの値上げは、中東の不安な情勢が原因なのか、円安の悪い影響なのかわかりませんが、このまま進めば物価ばかりが値上がりするというインフレの状態となっていきます。 今までの状況から想像すると、燃料費の高騰→運送業界が赤字→商品の値上げ→購買力が低下し売り上げが落ちる→社会全体がインフレ→不況に陥るという悪循環が繰り返えされるような気がしてします。

円安からの値上げは、小麦粉もパンもパスタの麺もうどんも若干ですが、値上がりしています。 しかし、アベノミクスの影響から、日銀総裁の「景気は上向きという」言葉を信じて先取りでの給与の昇給の会社もあるなか、一般庶民のお財布はなかなか潤いません。 まして、今までパンを2個買う事ができたお金を持ってスーパーに行った子供が1個しか買えないというのが、これからの状況になると言うことは、現実です。 それを踏まえての言葉なのでしょうか。

参議院の選挙は終わりましたが、何も変わらず、逆にインフレの前兆のような怖さを感じます。 国会議員、大企業の社長と呼ばれている人達にとっては、100円も200円も変わらないのかもしれませんが、消費者の一員として、小さな子供もいることを忘れないで欲しいと思います。 社会の片隅で、生活保護も受けずに頑張って餓死してしまうまで追い込まれているという、この世の中の矛盾を少しでも判って欲しいものです。

-家計に関わる経済ニュース