3.映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」の見どころと主要キャスト
映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」の制作を務めているジェームズ・キャメロンは「タイタニック」や「アバター」を手掛けた超ベテラン。シルク・ドゥ・ソレイユのショーをベースとして作られており、世界最高のクオリティとして名高いラスベガスで行われているショー、「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」もフィーチャーし、3D映像でその迫力と感動のある映像を体感できます。最新の技術を使った映像とロマンチックに展開するストーリーには男性でも女性でも引き込まれる事間違いなしで、家族やカップルなど、誰にでも楽しみやすい映画となっています。
シルク・ドゥ・ソレイユは世界的に有名なエンターテイメント集団として、その名が広く知られています。感動や興奮、笑いをふんだんに取り入れたショーを展開しており、定期的に公演を開催しています。その魅力にすっかり魅了される方も多く、こちらの映画では、そのシルク・ドゥ・ソレイユのショーを3Dで臨場感あふれる形で描いているため、今までシルクの世界を知らなかったという方にも体感できる映画となっています。主人公のミア役にはエリカ・リンツ、シルク・ドゥ・ソレイユのストラップ・エアリアル・アーティスト、イゴール・ザリポフが相手の青年役として出演しています。
見どころは、シルク・ドゥ・ソレイユの感動のパフォーマンスを臨場感のある形で体験できるのが大きいですが、それとともに盛り上げてくれるのが感動のストーリーです。寂しげに映る女性が一人の不思議な男性に惹かれ、そこから世界が広がっていくというストーリーと合わせての映像で、更にその魅力が引き上げられています。3D映像は迫力があるだけでなく、スローやクローズアップなどのテクニックもふんだんに使っており、その世界に浸る事ができます。
シルクドソレイユの魅力
世界中で複数の公演を行っていて、ショーの高い芸術性が世界中で評価を得て幅広い人気を獲得しているシルクドソレイユです。日本でも公演が行われて人気になっていますが、そんなシルクドソレイユの魅力とは何なのか探ってみます。
シルクドソレイユとは
シルクドソレイユは、大道芸人だったギー・ラリベルテが1984年に設立したエンターテイメント集団で、国際本部がカナダのケベック州モントリオールにあります。ちなみにシルクドソレイユは、フランス語で太陽のサーカスという意味です。シルクドソレイユのショーはサーカスの伝統的な様式を取り込んでいますが、人間を強調する新サーカスで大道芸・オペラ・ロックなどの要素もふんだんに取り入れています。また、ショーの衣装は多彩でしかも創造的で祝祭の雰囲気を出していますし、複雑な機構を持つ大規模なセットを組むなど、独特のスタイルに基づいたエンターテイメントショーを展開しています。
従来のサーカス団とは一線を画する点が魅力
シルクドソレイユの魅力のひとつは、従来のサーカス団とは一線を画する点です。そのひとつが、既存のサーカスでよく見られる動物の芸を取り入れないで人間を強調するパフォーマンスを展開していることです。もうひとつはサーカスに対して関心のなかった大人の取り込みをすることで、大人の観客を増やしていることです。それはシルクドソレイユのショーがサーカスの楽しさと興奮だけでなく、パフォーマンスの知的洗練度や豊かな芸術性を追及しているからです。3つ目はテントという独特の環境の中にこそサーカスの魔力があると考えた点です。従来サーカスはテントを持たずに会場を借りることが普通ですが、その常識を覆して華麗な外観を演出して、しかも内部は観客の心地よさに配慮したテントを常設したのです。このようなことが従来のサーカスとは違った魅力が生まれ人気を博すことにつながっています。
エンターテイメント集団シルクドソレイユの魅力とは?
様々な要素を自在に取り入れて体を自在に使う軽業・ジャグリング・力業・道化・空中ブランコなど、いろいろなエンターテイメントが登場するのが魅力です。また、それと共にエンターテイメントを盛り上げる様々な舞台装置の巧妙さも見る者を惹き付ける要素になっていて、多種多様な演技・技・舞台装置が大きな魅力になっています。ショーに登場する華やかな衣装も多彩で美しくショーを更に盛り上げる要素です。衣装を見ているだけでもワクワクしますし、衣装の素晴らしさや色鮮やかさが魅了してくれます。