消費者金融 カードローン各社に返済できない悩み

カードローンとリボ払い

最近、カードローンのCMがたくさん流れていますね。
銀行やクレジットカード会社からのDMやメルマガでも最もカードローンの申込関連が多いのではないかと思うほどたくさん配信されています。

そもそもカードローンとは、銀行又は金融機関が発行するカードを利用するローンのことです。
予め利用枠を決めておき、その枠の中でATMなどを使うことで気軽にお金が借りられる為、緊急でお金が必要になった時等に重宝されます。

ただし、その気軽さから、お金を借りすぎるリスクがとても高いのが最も懸念されるリスクです。
最終的には自己管理力になりますが、気軽に借りることができる為、借りることへの抵抗や思考を鈍らせます。

その為、何社ものカードローン枠を持っていると、多重債務が容易に実現できることもあり、気がついたら何百万もの借金を抱えてしまう…という人も増えてきているのが現実です。
特に大手企業や公務員の方はローン枠が簡単に高額設定できる人達でもあるので、注意が必要です。
金利は目的や審査によって3%程度~15%程度と幅がある為、利用する場合には金利の額にも注意が必要です。

一方クレジットカード会社が用意しているローン枠がキャッシングやリボ払いというローンです。
キャッシングはカードローンとほぼ変わらない機能ですが、リボ払いは利用した支払いを分割して支払う方法の1つで、回数で決めるのではなく、毎月の支払金額を定めて利用枠の残高に金利を付加して返済していく方法です。

リボ払いには特に審査等はなく、クレジットカードの枠内の利用額を自分で支払い方法の指定や変更で利用することができます。
一括払いとは異なり、リボ払いは15%や18%といった高額の金利がつくことが多く、一方でカードのポイントが2倍等の特典がついたりもします。
カード会社のキャンペーンも、リボ払い利用でポイント○○還元!等と良く目にしますが、金利と比べると圧倒的に金利の方が高くなります。

稀にカード会社によってはリボ払いにしても当月で全額支払いができてしまうと金利がつかないこともありますが、これは珍しいケースで基本的には当月から金利が上乗せされます。
余談ですが、この当月に金利がつかない会社の場合は、リボ払いでポイント還元率を上げ、リボ払いの月額返済額を上げておくと、基本的には一括払いと同じように支払うことができる為、お得になります。
基本的にはカードローンもリボ払いも支払い方法や活用の仕方次第では便利になりますが、どちらも気軽に利用できる分、自己管理のリスクがとても高いことに注意して利用することが必要ですね。

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